しじみの豆知識

低脂肪を気にするなら「しじみ」で決まり!

健康食品として人気の高いしじみ
肝臓を元気にする効果が有名なしじみですが、低脂肪という特徴も持っています。
「栄養価が高く低脂肪な食品」とかけばその魅力が伝わりますでしょうか。
今回は、しじみの低脂肪についてお伝えさせて頂きます。

しじみの脂肪量

しじみのカロリーは、可食部100g中に64キロカロリーと公表されています(文部科学省のビッグデータによる)
同じく脂質は可食部100g中に1.4gと公表されています。
2017年現在、厚生労働省が公表している2015年度版のデータによると、成人男性及び女性に必要な一日の脂肪摂取量は25gとなっています。
しじみ100gに1.4gですから、計算すると約18倍になりますね。
100gの18倍ですから1800g、つまり1.8kgです。

ちなみに、水煮にすると脂質は少し増え、2.7gになります。
とはいえ2.7gですから、一日に必要な脂肪の約9分の1。
100gで計算すると900gです。
水煮に調理したとしても、しじみで一日の脂肪摂取量を満たすのは困難と言わざるを得ません。

高い栄養価!沢山食べたいしじみ

しじみの高い栄養素は、多くの書籍やメディアで紹介されています。
代表的なものはオルニチンでしょう。
肝機能を助けてくれるこの成分は、肝臓の働きを効率化することで疲労を軽減する効果が期待されています。
たくさん食べても特に副作用は見られないと言われており、多くのレシピが紹介されています。

身体に良いなら沢山食べたいのが心情ですが、栄養価が高くても脂肪分が多ければ控えなければならないジレンマがあります。
その点、しじみなら脂肪分が少ないですから、沢山食べても安心です。(もちろん限度はありますが)

しじみでかさ増し健康料理

脂肪分の少ないしじみですから、炭水化物や脂質の多い食材との組み合わせにも威力を発揮してくれます。
しじみご飯やしじみパスタなどの調理などで、しじみの量を増やせば、量を保ったまま脂質だけを抑えることが出来ます。
しじみはカロリーも控え目ですから、かさ増しするには持って来いですね。
しじみは美味しい「出汁」が出ることでも知られており、料理の味の決め手にもなります。

サプリメントやドリンクにはない魅力

濃縮された栄養素だけを考えるなら、サプリメントやドリンクの方が効率が良いでしょう。
濃縮された栄養素だけではなく、組み合わせとして有効な成分まで含まれている商品が沢山開発されています。
では、なぜしじみなのか?

それはやはり、美味しい味だからに他なりません。
低脂肪なしじみで、沢山食べて満足できる食事を!
料理によって様々な楽しみ方が出来るのは、本物のしじみならではですね。

ページのトップへ戻る