しじみの豆知識

しじみを家庭で育てたい!

健康食品として人気の高いしじみ。
そのしじみを毎日食べたいと思いつつも、長期的に計算すると結構なお値段なのがたまに傷。
ならば、育てたらいいんじゃないでしょうか?
しかし、現実にそんなことが可能なのでしょうか?
今回は、しじみの家庭飼育の可能性について皆さんにご紹介させて頂きます。

なんだかんだでコストがかかる

サプリメントやドリンクを毎日続けていると、気になってくるのが出費。
出費は気になりますが、栄養価が高く、体の調子を整えてくれる機能を備えているしじみ商品は非常に魅力的です。
毎日続けて得られる健康は、何物にも変え難い物があります。

しじものサプリメントやドリンクは、特別に高いわけではありませんが、特別に安いわけでもありません。
もちろん、サプリメントならではの濃縮されたエキスと相互作用が見込まれる物質の合わせ技は、自然の状態ではなかなか実現することは出来ません。
しかしながら、可能ならばしじみを家庭で飼育し、養殖したものを毎日食べられるならコストの問題を解決できるかもしれません。

しじみの飼育は結構大変!

しじみの飼育は無理ではありません。
しかし、いきなり結論じみたタイトルになってしまいましたが、飼育の現実は結構大変です。
飼育が無理というわけではありませんが、飼育環境を整えるのが非常に大変なのです。

しじみには、大きく分けて種類が2つあります。
ひとつは汽水性のしじみ。
汽水性のしじみとは、海水と淡水が混じっている塩分濃度の低い水質で育ったしじみです。
スーパー等に並んでいる「やまとしじみ」は汽水性しじみに属します。
海水濃度やしじみの餌となるプランクトンなどの環境と整えることが難しく、
飼育するにはかなりの整ったインフラが必要になります。

もうひとつは淡水性。
淡水生なら家庭でも飼育できそうですが、こちらも難しいのが現状です。
「ましじみ」と呼ばれる種類のしじみが有名ですが、市場に出ることはほとんどありません。
生育数も激減しており、飼育するために捕獲すること自体が困難です。

育てるよりも感謝して頂きましょう

しじみの飼育について考察してみましたが、簡単には行かないようです。
汽水性のしじみは飼育環境を整えることが難しく、淡水性のしじみは手に入れることが難しいです。
時間とお金をかければ飼育できないこともなさそうですが、そもそも健康のために毎日食べたいと思って考え始めたわけですから、本末転倒ですね。

結論としては、やはり難しいと言わざるを得ないでしょう。
天然自然の絶妙な環境で育ったしじみですから、素直にスーパーなどで販売されているものを感謝して頂きましょう。
飼育について考えることで、その大切さにも気づくことが出来たのではないでしょうか。

貴重な健康食品は一日にしてならず。
感謝して頂きましょう。

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